
イタリア日本商工会議所名誉副会頭
在ミラノ日本国総領事館総領事
城守 茂美(じょうもり しげみ)
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まず東日本大地震で、亡くなられた方々、被害に会われた方々に、衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。ミラノの枢機卿、ミラノ市長、在ミラノ外交団のみならず、色々な方々からお悔やみとお見舞いが寄せられていることをお伝えします。 私がミラノに赴任してから、この3月で1年と2ヶ月になります。やっと一巡りミラノの生活や業務を経験したところで、経済面でも文化面でもこんなに日本関係のイベントが多いところだとは思っていませんでした。それだけ経済面で、文化面で、日本との関係が緊密化した証左でしょう。そして2015年のミラノ万博が正式決定したことで、今後日本でのミラノの注目度も一層高まっていき、両国関係が一層緊密化するチャンスが来ることとなります。 さて、イタリア日本商工会議所(以下商工会と略します)では、私は毎月の理事会に出席させていただいて、1年を通じて商工会の活動を見る機会がありましたが、その活動の幅広さには驚いています。商工会は、普通は会員の日系企業の親睦を目的とするのですが、ミラノの商工会はこの枠を大きくはみ出して活動しています。多くの部会を擁し、会員企業の親睦や懸案への対処・研究もさることながら、日伊社会保障協定(企業の年金掛金の2重払いを解決するもの)に関連して、商工会会頭が伊外務省アジア局長に会ったり、JAL路線の存続やANAの当地直通便について商工会として要望書を提出したりしています。商工会は選抜したイベントに資金援助もしていますし、北イタリア日本人会には多大の財政支援をし、またその運営にも直接関わり、北イタリア日本人会の活動を全面的に支えています。 このように商工会は、会員間の親睦から、イタリア唯一の日系経済団体としての活動や、北イタリアの邦人全体の親睦/活動まで支える、当地の重要な団体となっています。そしてその活動を担っているのは、商工会の会員企業のトップの方々で、本業の会社の仕事をしながら、商工会や北イタリア日本人会の様々な活動をされており、これらの方々のご尽力に敬意を表します。この様な幅広い活動を行っている商工会が、今年もますます活発に活動し、日本とイタリアとの経済関係の活発化、商工会の方々の活動の円滑化や、また北イタリアの日本人社会の親睦の増進が一層進むことを祈念しています。 なお商工会の会員ではない会社の方がこれを読まれた際には、是非商工会への参加をご検討下さい。参加企業が多くなればなるほど、商工会の活動も更に拡大していきますでしょう。皆様の協力をお願い致します。 2011年3月
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